日本人の7割の方はくせ毛があると言われています。
先天的なものや後天的なもの、またくせ毛の種類も大きく分けると4種類ほどあります。
活かせない癖も活かす事ができるくせもありますが、特に雨の日や湿気の多い日などはくせ毛に髪型を悩まされる女性も多いのではないでしょうか?
活かせないくせだと縮毛矯正で伸ばす事が多くなると思いますが、実は日本人のくせ毛は活かせる事が多いのです。
そして活かせるくせ毛の場合ですが、ショートもおすすめです。
短くすると広がってしまうんではないかとか、まとまらないんではないかと思われがちですが意外とカットする人次第で変わります。
でもショートは男っぽいとか老けるんじゃないかとかとも思われがちですが、これもはっきり言って切る人次第でぜんぜん女性らしいショートは可能なんですね。
では今回もリアルな僕のお客様のビフォーアフター写真とともに、どんな風にくせ毛と付き合っていけば良いのかを記事にしていきますね。
くせ毛を活かす髪型
1.活かせるくせ毛なら迷わず活かす
日本人のくせ毛は前述したように活かせる髪質のケースが多いです。
これは波状毛と呼ばれるタイプのくせ毛で、見た目は大きくうねるようなくせになります。
くせの弱い方で一見ストレートにみえる方でも、なんかまとまらないとかなんか広がるとか言う方もこの種類に入る方が多いです。
ストレートパーマや縮毛矯正をかけるという手もありますがこっちの方がペタンコになりまっすぐになりすぎると強いイメージになりすぎて男性的且つ寂しく見え老けます。
しかも髪がダメージします。
美容院の薬剤の中でもストレート剤や縮毛矯正剤はトップレベルに薬が強いものが多いです!
活かせるくせ毛の場合は迷わず活かした方が良いでしょう。
カット次第で何とでもなります。
ただすきバサミでジャキジャキとやりすぎてスカスカにしたり、しっかりと形を造らず誤魔化しのような曖昧なカットの仕方だと何ともならないでしょう。
それは美容師さんが悪いです!
2.短い方がクセが出にくい
波状毛の方であれば、短くしたほうがうねるくせの部分が少なくなります。
これはイメージがつきやすいでしょうが、単純にうねる量が少なくなればその分くせが減りボリューム感のコントロールや普段のスタイリングでの髪の操作性も変わるでしょう。
しかしこれもカットの仕方次第ではおさまりやまとまりが悪くなりますので美容師さんは選びましょう笑
くせ毛のカットは難しいのです。
3.くせ毛の方がショートにしても女性らしい髪型に
ど‘ストレートの髪質の方でも丸く形を作って曲線をだして柔らかさや女性らしさを出すことはもちろん可能です。
しかしやはり限界がありますよね。
その点くせ毛の方は、くせを活かせれば簡単に曲線美が再現可能で女性らしさも華やかさもやさしさも表現しやすいんですよね。
ただしもちろんこれもカットの仕方次第ではあるのですが、、、。
カットの仕方の事を知りたい方にはまとめの最後に書いておきますのでご覧になってくださいね。
髪型のビフォーアフター女性らしく!
Before
After
まとめ
・活かせるくせげは活かした方が髪も傷まず老けない
・波状毛は短くした方がくせの量が減っておさまりやすくできる
・そういう方はショートの方が楽だし女性らしく若々しくしやすい
最後に
美容師の習得する技術の中でもくせ毛のカットは特に難易度が高いものになります。
というのも基本もなければ教わることもありませんし、教えることも困難です。
基本的なカットのクオリティーが高く、そこからさらに応用を効かせるようなイメージのカットスキルが必要です。
言葉にすると
毛流れ・骨格に無理のない形をしっかりとつくり、削ぎ(すいたりすること)に頼らず適度に抜け感を作る事。
になり、ここにプラスα似あわせなどが入ってきます。
何を言っているのかよくわかりませんよね。
カットの仕方を文字にしていくと美容師さんにしかわからない事だと思います。
ぼくが大切だと思うことは、持っている素材を最大限活かして魅力を引き出すこと。
そのためにはくせ毛もその材料の一つであり、個性やチャームポイントとして上手く使うことだと思います。
その他のビフォーアフター 記事はこちら⤵︎