ネオウルフにする上で気をつけるべき事があります。
年代によっても少し異なってはきますが、今回は特に40代〜50代の方向けにネオウルフにする上で避けるべき事を記事にしていきたいと思います。
その前にウルフカットの説明を簡単に説明しておくと、1970年代に流行した髪のトップを短く襟足を長く残した一見狼のようにみえるヘアデザインのことです。
その後リバイバルして流行った時期もありましたが、またリバイバルしてきていますね。ファッショントレンドがリバイバルするようにヘアデザインのトレンドもまたリバイバルするものなんですね^ ^
ただリバイバルしているからといって、昔流行った時に買った服をそのまま着ていると古臭くてダサいようにヘアスタイルに関しても同じ事が言えます。古臭い髪型になってしまうのはもちろん嫌ですよね。
そうならないようにするためにも記事に書いていきますね。
目次
ネオウルフにする上で40代〜50代が避けるべき事
ネオウルフにする上で避けるべき①トップを短くしすぎる事
元祖のウルフカットは別名狼カットと呼ばれる事もあります。ただ日本語にしただけやんというツッコミをいれられそうですが、そこに少しみそがあります。
元祖のウルフカットは本当に狼のたてがみのように髪のトップを短く切り込んでいるのです。
超ハイモードの方や10代の超個性的な女の子でしたらいいのですが、そうでない場合は昔よくいた狼おばさんになってしまう可能性大です。
ネオウルフで避けるべき②メリハリをつけすぎない事
昔のウルフカットはトップが短いのと比例するように段差がたくさんはいっていました。
すると髪型の全体のシルエットはくびれます。段差が入れば入るほどくびれます。
センスの感じる程度の少しのくびれならまだ今っぽくなりますが、昔のウルフのように段差を全体につけすぎてシルエットにくびれができメリハリがききすぎたヘアスタイルにしてしまうと一気に古臭さがでてしまいます。
ネオウルフで避けるべき③ストレートタッチにする事
ネオウルフにする=トップが短めで段差がつくと思ってください。
段差がはいれば髪の毛の動きがつけやすくなる反面で全体のシルエットはコンパクトになります。
40代〜50代の方のお悩みに多いのが、ボリュームが少なくなってきている事だったりします。
そういう悩みをお持ちの方がストレートタッチのネオウルフにするとボリューム感が少なくなってしまうケースが増えます。
ボリューム感がなくなってしまうと寂しくみえ老けてしまいがちなので、そういう方はパーマをかけるのがおすすめです。
ネオウルフで避けるべき事④明るすぎるヘアカラー
あまり40代〜50代の方で明るすぎるヘアカラーをお好みの方は少数ですが、念のために項目に加えました。
適度な明るさならもちろん許容範囲内のケースが多いですが、ブリーチやカラーでもハイトーンになるほど印象が…ヤンキーっぽくなってしまうケースがあります。
髪型の形やシルエットに段差がつけばつくほど、動きがでやすくなりアクティブな印象になりますがここで髪色を明るくしすぎてしまうと危険なヤンキーゾーンに突入してしまう恐れもありますので気をつけましょう。
もちろんヤンキーにならずに似合う方もいらっしゃいますので、そういう方は全然気にされなくてOKですがそういう方はごく少数です。
最後に
最近では僕のお客様でも全体重めのシルエットの髪型から少しずつレイヤーをいれる方が増えてきています。(僕がそうしているのもありますが)
はじめに書いたようにリバイバルを昔のままでとらえていると失敗につながりやすくなります。
当たり前の事といえばそうなんですが、僕も一度ウルフカットのリバイバルを経験している美容師の1人として思うのは意外と当時流行った時の切り方のままのカットをしてしまいがちという事です。
担当美容師さんとよく相談してネオウルフに挑戦しましょう。
うまく仕上がれば気分もとても新鮮ですよ!