髪質改善の4つの解釈とまとめ

コラム

髪質改善のキーワードで検索するとたくさんの情報がでてきましたね。

ただ髪質改善と書いてあるだけでどれも鵜呑みにしてしまうのは危険です。

はじめにはっきりと言っておきます。

髪の補修ができるものはありますが、どの髪質改善も生まれたてのヴァージン毛になるよう修復する事は不可能です。

そんな髪質改善というキーワードでの情報が溢れる中、今回は僕が考える髪質改善の解釈とそれについてまとめていきたいと思います。

大きく分けると4つに分類できますので、それぞれのメリットデメリットと特徴をお伝えしていきたいと思います。

4種類それぞれに髪質改善としての解釈の仕方が違いますが、どれも「髪質改善」と謳える事に間違いはないのできちんと理解した上で求める髪質改善をしていきましょう。

髪質改善の4種類

髪質改善①酸(酸熱)や水系のトリートメント

最近の美容界やテレビなどでも取り上げられて、今一番話題の中心になっている種類の髪質改善トリートメントです。

メリット : 髪のくせ毛がのばせる、髪へのダメージがない、髪の補修ができる、ツヤと手触り◎、効果の持続○

デメリット : 髪色が明るくなってしまうケースがある、時間がプラス1時間ほどかかる、縮毛矯正ほどは真っ直ぐにならずだんだんとれてもくる

特徴 : 施術中のツンとしたにおいがない、ストレートパーマや縮毛矯正と工程が似ている、←との違いはアイロン施術後の2液塗布がない事

※酸(酸熱トリートメント)についてくわしく知りたい方はこちらの記事↓

髪質改善トリートメントのメリット6つとデメリット3つ

髪質改善②水素トリートメント

水素水や水素美容や水素医療などでも話題になった髪の毛用の髪質改善水素トリートメントです。ただし水素本来の効果ではなく他の成分で髪が良くなったようにごまかしているまがい物が多いのでその点の見極めも注意が必要です。(例:酸熱トリートメントに少しだけ含まれる水素や極端に水素発生量が少ないものなど)

メリット : 抗炎症作用、悪玉活性酸素の除去による老化防止効果、髪を造る細胞にも働きかける事での生えてくる毛の若返り、髪シワ治しなど

デメリット : 特になし強いてあげれば先ほどの見極めが難しい事とサロン側のコストパフォーマンス

特徴 : 水素濃度28000〜29000ppm、最低5分以上は髪への反応時間を要する、水素が逃げないようなシステム採用(アルミキャップなど)

※水素トリートメントについてくわしく知りたい方はこちら↓

水素トリートメントの効果と効果のないもの

最新の水素トリートメントで白髪がを減らす!

髪質改善③ヘアカット

いわずもがないつもヘアサロンでされている「カット」ですね。髪質の改善というよりは傷んだ部分を切り落とし、ある意味で唯一髪の状態をヴァージン毛に近づけたり戻したりできる施術になります。

メリット : 枝毛やダメージ毛をなくせる、くせ毛をおさまりやすくできる、ツヤ感がだせる

デメリット : 髪質改善する際には希望の長さより多く切らなければいけなくなるケースがある、切る人によって満足度の差が大きく失敗すると逆効果

特徴 : すきバサミを多用せず毛先のカットの仕方が傷みにくい切り方をしている、最低限度の削ぎ感

髪質改善④ストレートパーマや縮毛矯正

知りませんでしたがストレートパーマや縮毛矯正の事も髪質改善と謳っているサロンさんも多いようです。かけたての見た目や手触りは一番髪質改善されたように感じるとは思います。

メリット : かけたてのツヤ感手触り◎、効果の持続◎、再現性◎

デメリット : ダメージ大、ツヤ感手触りの持続△、不自然なストレート感、新しい髪が伸びてきたときのギャップが不自然

特徴 : 施術中のツンとしたにおい、施術時間がサロン施術の中でもかなり長くプラス1時間半〜2時間半ほどかかる

最後に

髪質改善と一言では言っても少なくとも大きく分けてこれだけの解釈の仕方があります。

それぞれ間違いではないですが、選ぶ側も自分の求める髪質改善をきちんと理解した上で選択していく事も重要になってくるのではないでしょうか?