プリン直したい!白髪が伸びてきてて気になってる!リフレッシュしたい!髪型変えて気分を変えたい!など美容院にいきたいけどやりたい髪型や色も決まっていない、自分に似合う髪型や色がわからないという方。
でも美容師さんに似合う髪型を聞くのは迷惑なんじゃないかと思っている方も多いではないでしょうか?
答えはグレーです。
というのもその時に担当する美容師さんのタイプによっても違ってきます。
極端にいうと、おまかせしてください!ぼくのセンスにまかせてください!絶対にいい感じにします!というような超積極的な方もいらっしゃれば、初めて会ったのに好みもわからないし彼氏じゃないんだけど何言ってんのこの人?!という超消極的な方もいらっしゃいます。
どちらが良い悪いということではありませんが、タイトルのように似合う髪型がわからない方や美容師さんにリードしてもらって導いてもらいたい方や髪の毛の事はプロにおまかせしたいという方々に関してはどちらかというと前者よりの美容師さんの方がよいでしょう。
ただしおまかせしてもらっても大丈夫!という美容師さんに関しても初めて担当してもらうケースやまだ安心しておまかせできる美容師さんに巡りあっていないという方は気をつけなければいけません。
ぼくもどちらかというとおまかせされる事も苦にはなりませんしウェルカムなんですが、お客様におまかせと言われてもその時点で仕上がりのイメージは決定しません。
おまかせとは言えど最終的にはお客様本人に気に入っていただけるようにしています。
そう!美容院をでるときに憂鬱な気分で帰りたくないですよね!
ですので今回はおまかせしても失敗しないために気をつけることを順序や段階に分けて書いていきたいと思います。
目次
髪型がわからなくても似合う髪型にするため失敗しないよう気をつける事
1.無難にいくなら初回はよほどの事がない限り冒険しすぎない
髪質も似ていてさらに自分好みのヘアスタイルをしている友達にいつもいっているサロンを紹介してもらったりなどしない限り、できるだけ初見でいきなりおまかせするのはやめましょう。
もちろんいきなりおまかせしても大丈夫な美容師さんもいますが、大丈夫じゃない美容師さんもたくさんいます。
これはカットが上手いとかそういうレベルのはなしではありません。
唯一はじめからおまかせしても大丈夫な美容師さんは観察力と洞察力が超優れていて且つ超センスが良い美容師さんです。
しかしそれが残念ながらお客様側からすると1回目で確実に見抜く事は難しいでしょう。
よほど鋭いお客様でもお店を出る頃までにこの美容師さんならいいかもと思える程度ではないでしょうか。
2.初めて来店した時に美容師さんのスタンスを聴くこと
きけるようであれば、会話の中でおまかせされて大丈夫なタイプかそうでないのか確認しましょう。
ただしはじめのカウンセリングで聞くのはやめましょう。
おまかせウェルカムタイプの美容師さんで積極的なタイプな方であれば、おまかせする方向に誘導されてしまうケースもあります。
しかし必ずしも失敗しないかどうかはわかりませんからね。
ですので帰りまでにどちらかのタイプであるかくらいは把握できるようにしましょう。※そのまま聞いても美容師さん側からするとそんなタイプに分けられていること自体わからないと思いますので、そこはコミュニケーションの中で引き出せるような感覚で聞いてくださいね。
3.自分の好みや美意識を美容師さんに理解してもらおう
なんか良さそうだなと思える美容師さんに出会ったら、何回かお店に通いましょう。
そのうちに自分の好みや好きなテイストなどより美容師さんに理解してもらえるようにしましょう。
来店時は必ずメイクをしっかりして、服もお気に入りの物を着ていきましょう。
またコミュニケーションを取るうえでも、なるべく心を開いて自分の内面や人間性を伝えましょう。
4.来店の3回目以降におまかせしてみよう
何度かサロンに足を運び毎回気に入った髪型にしてもらえていたら、美容師さんもあなたのことを大分わかってくれてきていると思います。
いよいよ髪型をおまかせするタイミングです。
もし心配なようでしたら、次回来店の際に髪型をおまかせするから自分に似合う最高のものを考えておいてほしいと伝えておくのもいいですよ。
親身になってくれる美容師さんほど真剣に考えてくれると思います。
まとめ
・おまかせされて喜ぶ美容師さんと困ってしまう美容師さんに分かれる
・はじめは慎重に冒険しすぎない
・2〜3回は様子をみながら好みや美意識を理解してもらう
・タイミングがきたらおまかせ予告をしてじっくり考えておいてもらう
最後に
野村のスタンスをお話させてください。
美容師は外見の情報からその人の内面や美意識の核のようなものを瞬時に察知できる能力がとても大切だと思っています。
ですので、ぼくの場合は初めての方も常連の方もご来店頂いた時にまずファッションやメイクや髪の毛のスタイリングをみます。
特に女性の場合は気持ちの変化や気分などが外見や仕草や表情や雰囲気に現れやすいと思います。
ですので、セクハラには気をつけますが笑 さりげなく観てちょっとした違和感を見逃さないように気をつけています。
もちろん何回かお会いしている方や長年通って頂いている方の方が好みなども把握しやすいですが、美容師に必要な力としてはじめてお会いする方でもその方の内面の情報を外見から読み取れる感性が本当は必要不可欠なものであると思っています。
自分もまだまだだとは思っていますが、現実にそうではない美容師さんが多いようには感じています。
お客様のタイプでも、おまかせではなく自分のいう通りにやってほしい方もいらっしゃいますのでどちらが良いという話ではありません。
しかし自分は髪の毛のことに関してプロとしてお客様を常にリードしてプロデュースできる存在であり立場でありたいと思っています。