普段はお家でどのようなシャンプーを使われていますか?
現在市販の販売されている中で1番人気のシャンプーはボタニストだそうです!
もしかするとほとんどの方はドラッグストアなどでも、1度は目にしたり商品名を聞いたことがあるかもしれません。
しかし人気の裏にも口コミやリアルな僕のお客様の中でも、特に根元付近の髪の毛がベトベトして頭を洗っていないかのような状態になってしまっている方がいたりもします。
逆に口コミでもお客様の中でもすごくいい!とおっしゃっている方ももちろんいらっしゃいます。
では実際のところどうなのよってところを、野村の独断と偏見ですが解説していこうと思います。
実はこの件に関しては僕も少し前から気になっていました。
というのも、普段僕が担当させてもらっているお客様がシャンプーを変えて髪の毛に変化がでてくるとわかるのですが。
実際に髪が柔らかくしなやかになっている方に「何のシャンプーつかってますか?」ときいたところボタニスト!と言われる事が何回か短い期間で重なったんです!
それと同時に根元の髪の毛がベトベトしてきたお客様に同じように聞いてみると、これまたボタニスト!という返答が同じ短い期間にかさなったんですね!
こりゃいいのかわるいのかわからんなと思っていた時にうちのサロンによく出入りしている美容ディーラーさんがタイミングよく現れ、ちょうど市販のシャンプーやボタニストの話になったんですね。
聞いてみると驚きの事実が判明したんです。
ではボタニストについての記事になります。
ボタニストのシャンプーとトリートメントの構造と人気の裏には?!
実はこのボタニストのシャンプーなんですが、美容院専売専用のシャンプーやカラー剤などを扱うメーカーデミさんの過去に発売していたシャンプーを作っていた工場と同じ工場で、、、中身もほぼ同じ物でつくられていたんですね。
だからか、、、とおもいましたね。というのも、市販のシャンプーを否定するつもりは全くありませんがこれまでお客様の髪の毛に良い変化が起きた場合に聞いてみると大抵サロン専売品のものだったんです。それが短い期間に立て続けにボタニスト!
たしかに良い方に変化していらっしゃった方は、しなやかで柔らかいようなハリのあるような底コストで造られた質感には感じられなかったんですね。
ベトベト原因
そこでその過去に販売されていたデミさんのシャンプーやトリートメントについても確認すると、シャンプーはノンシリコンでトリートメントにはシリコンが入っているそうです。
誤解を招くといけませんので初めに言っておきますが、シリコンは悪いものではありません。またノンシリコンがいいのかと言いますとそういうわけでもありません。
簡潔に説明しますと、シリコンもノンシリコンも良質なものがよく底コストのものがよくないという言ってみれば当たり前のことかもしれませんが実はそういうことなのです。
しかしおかしいのはサロン専売品のものというのは基本的に良質なもので内容成分が構成されています。
ですので同じ内容のトリートメントでなぜベトベトするのかということです。
はっきりとはわかりませんが、トリートメントのシリコンをコストを抑えるために質の悪いものを使用されている可能性があるということ。
もう一つは僕のお客様にベトベトしている方の共通点として、硬毛で多毛の方より軟毛の方に多くみられました。
ボタニストの種類にもしっとりタイプとさらさらタイプがあり、どうやらしっとりタイプを使用している方に多くみられるようです。
ですので軟毛の方やそれほど髪の毛の量が多くない方はしっとりタイプは避けた方が良いでしょう。
まとめ
・ボタニストはサロン専売品とほとんど同じ成分を使用している
・軟毛や細毛の方などは特にしっとりタイプは避けてベトベトを避ける
最後に
ぼくは美容師ですが、必ずサロン専売品を使ってくださいとはいいません。
というのも最近では市販のシャンプーの中にも少し高めの値段のものがでてきていて、ボタニストもそれにふくまれますが昔よりも良質なものも少しずつですが増えてきているように思います。(逆にサロン専売品もボタニストと同じくらいの値段のものも増えてきていますが)
もちろんお客様にきかれれば、その方に合ったものをご紹介させていただいたりおすすめもさせていただいています。
しかし髪質も千差万別ですし販売されているシャンプーの数もたくさんあります。
ということは正直言いまして、使ってみないと相性はなんとも言えません。
美容師のぼくがこんなことを言っていいのかわかりませんが、市販にも良いものはあるしサロン専売品にも微妙なものはある!
ただ良質なものはやはりサロン専売品のものの中に多く、市販のものの中には少ないということです。
今回はボタニストにふれましたが、多分これ以外にも市販のものでも少なからず良いものはあるでしょう。
もちろんサロン専売品にも良質なものはたくさんあります。
その中でも美容師の考えやお店の考えで取り扱うものは大きく変わってくるということも頭に入れておきましょう。