髪の毛を明るくしたい!グレーにしたい!アッシュにしたい!なんて時に必要になってくるブリーチですが、実際ヘアサロンで美容師さんにお願いすると止められることも多いかと思います。僕も言われたら、、、一回止めます笑
そんなブリーチですが、、、髪の毛がとっても痛むイメージがありますよね。はい、じっさい超痛みます。
どれくらい痛むかときかれると美容院のメニューの中で群を抜いて1番痛みます。
お肌が弱い方や敏感な方は大抵地肌もしみるでしょう。
そんなブリーチですが、魅力的なヘアデザインをする上では一つの重要なツールである事も事実なんですね。
ではそんなやっかいもののブリーチちゃんですが、どうやってヘアデザインを楽しみつつもいかに髪の毛を痛ませないように付き合っていけばよいのか。そんな話をしようと思います。
解決策は2つあります。
一つ目はヘアデザインを工夫すること。
もう一つはブリーチの傷みを9割カットしてくれる商材を使用することです。
ではくわしく解説していきましょう。
ブリーチの度合いによる、なるべく髪を傷ませない2つの対処法
ブリーチの傷み方
前述しましたが、ヘアサロンのメニューの中でも群を抜いて傷みます。
というのも、カラーリング(ここではブリーチ以外の色味をいれるタイプのものです)やパーマなど髪の毛に化学的なダメージを負わせるものは大抵のものは髪の中や外側の決まった部分に反応します。
そしてそれぞれ反応する箇所も違いますが、、、。
ブリーチというものだけは、イメージでいうと髪の毛全部に反応する感じになります。
カラーリングは色味を入れるために必要な部分、パーマはカールがつくのに必要な部分、ストレートは真っ直ぐにするのに必要な部分。
ブリーチは髪の毛の明るさを出すものの中でもその力が特化していますので超明るくすることができますが、髪の毛のあらゆる組織を壊してしまうのです。
対処法
1.ヘアデザインに必要な部分のみに使用する
まず一つ目はブリーチを使用する部分を限定し、髪の毛を極力痛ませる部分の面積を減らすことです。
ベリーショートくらいの長さや白髪を活かすようなデザインならまだしも、ロングで全体にブリーチというのはかなりおすすめできません。
許せるのは20代前半までですね。でなければぼくは髪を痛ませるどうのよりも正直痛いと思います。
髪型はシンプルに余計なものを削ぎ落とし洗練される感じで、ヘアデザインにちょっぴりエッセンスを加える程度のブリーチを使ったデザインカラーがすっきりしてるけどオシャレな感じでいいですよね( ^ω^ )
2.ブリーチの傷みを9割カットしてくれる商材を使用する
時代は進んでいますので、各美容メーカーさんからも今ではブリーチの傷みを94%カット!なんてものもでてきています。
当サロンでもブリーチを使用される方にはおすすめして実際につかっていますが、全然違いますね。
しかし正直いうとそれでもブリーチを使わないケースと比較するとやっぱり使わない方が髪の毛は痛まないですけどね。
でもブリーチを使用する場合は必ずと言っていいほどこういった商材を使った方がいいです。
使用した時もそうですが、次回の来店した際やその次の時なども時間が経過するにあたっての髪の傷み方も変わってくるからです。
前述したようにブリーチを舐めると本当に痛い目にあいます。
まとめ
・美容院のメニューの中で群を抜いて1番痛む
・それでもブリーチしたい場合は必要な部分だけにする
・必ずブリーチの傷みを9割以上カットしてくれる添加剤などを使用する
最後に
僕の場合はカラーリングで色味をしっかりだすような技術が元々好きですので、ブリーチをお客様にする際は腕がなります。
しかしそれとは別にお客様本人の髪の毛に相当な負担を与えてしまう事も事実です。
プロとして思うことは、お客様にとってこの先の髪の毛のダメージ度合いとどううまく付き合って行くかと言う事。
そしてブリーチを使用したヘアデザインでも本当に似合うものを提供すること。
この2つを間違ってしまうとゲッ、、、という感じになってしまいます。(全体のブリーチした明るさの似合う日本人の方は少ないです)
美容界の中からブリーチが全くなくなってしまうのもヘアデザインの幅が狭くなってしまうんですよね(O_O)
上手に付き合っていきたいものです。