白髪を抜くと増えるからだめ!
という話をよく聞きますよね。
でも白髪をみつけてしまうとついつい抜いてしまいたくなりますよね(経験者です)。
お客様には「抜いたらダメなの?」と聞かれると「抜いてはいけませんよ。」といつもお答えさせてもらっていますが、実際は超抜きたくなるんですよね。
特に生え始めの1本目などは、、、。
しかしながら、やはり白髪を抜くと言う事はやはり、、、ダメです、、、。
ではよく聞く白髪を抜くと増えてしまうからダメなのか?
もしそうでないならば何故抜いてはダメなのか?
その辺りの記事を書いていきたいと思います。
白髪を抜くと増えるからダメなのは本当なの?
結論から言います。
白髪は抜いても増えません。
では抜いたら減るかと言うと、、、減りもしません。
つまり白髪を抜いたからといって増えもしませんが、また新しく生えてくる毛は白髪です。
まれに白髪というのが、一過性のストレスが原因でその原因のストレスが解消された時に黒髪に戻るケースがあります。
しかしこの場合は、白髪を抜こうが抜こまいが黒髪に戻る運命にあった。
それだけです。
ですので、抜こうが抜こまいが白髪が増えるか増えないか減るかどうかも関係ないのです。
白髪を抜くとダメな理由
では何故抜いても増えないのに白髪を抜いてはダメなのでしょうか?
それについて今から説明していきます。
白髪に限らず髪の毛は根元の方にたどっていくと毛穴にいきつきますよね。
マイクロスコープなどでみた事がある方はお知りの方もいるかと思いますが、一つの毛穴からは1本しか髪の毛が生えている場合は少なく一つの毛穴から2〜4本生えている場合が多いです。
そして毛穴の奥にはこの髪の毛たちを生成している細胞があるのです。
言ってしまえば髪の毛ちゃんたちの生みの親、お母さんと言っても過言ではないでしょう。
実際に名称は毛母細胞といいます。
ということは白髪に限らず髪の毛を抜くと、この毛母細胞という髪の毛ちゃんたちのお母さんを暴行してしまうことになるんですね。
やってることは完全にYですよね。
えっ?Yって何かって?
YA!KU!ZA!
ですよ。
しかし母の力は偉大と言いますがこの母ちゃん、なかなかしぶといです。
ちょっとやそっとの暴行では死ぬことはなく、何度も何度も赤ちゃんを産みます。
母ちゃんすごい生殖能力。
もう想像つきますよね。
さすがに偉大な母であっても、何回も何回も赤ちゃんを出産してれば老けていく。
もしかしたらYに暴行されすぎて死んでしまうケースも十二分に考えられますからね!
毛母細胞が老けていけば、おのずと産まれる髪ちゃんにも栄養がいきわたらなくなってくる。
もし毛母細胞が殺されちゃったら、産まれるはずの髪ちゃんが生まれてこなくなる。
本日みえたお客様に白髪を見つけると毎回抜いていることが発覚した方がいらっしゃいました。
最近はチリチリの毛が出てきたとの話から実はいつも白髪を抜いている事で発覚しました。
いつもカットを梳かずにやっているので梳いた毛ではありません。
恐らく白髪を抜いて生えてきている毛たちがうねうねチリチリしているのがおわかりになるでしょうか?
怖くないですか、皆さんもこれがわかったらYになるのはやめましょう。
まとめ
・白髪は抜いても増えないし減ることもない
・しかし髪の毛を抜く=髪の毛が弱る、最悪髪の毛の本数自体が減る
・白髪を抜く=やってることはY
最後に
正直僕も一本めは抜きました。
そのあとはなるべく自分でみつけないように心がけています。
実際生えはじめが一番気になるんですが、気にしすぎてそれがストレスになって増えてしまったら元も子もないですからね。
それに第三者からするとそこまではみないですよね。
なんで気にしないように割り切ることができるなら僕はその方がいいと思います。
どうしても気になるなら染めちゃうか切っちゃえばいいですしね。
Yにはならないようにしましょう。