白髪を染めるタイミングで1番いいのは?!

カラー

白髪の生え始めの平均年齢は男女ともに35歳前後が平均的なデータです。

生え始めの1本目の白髪は「抜いてはいけませんよ。」と普段はお客様にお話しさせていただいています。
しかし先日車を運転中にバックミラー越しに見つけてしまいました、、、。1本目。

はっきり言います。やっぱり抜いちゃいますね、見つけたら、、、一本め(*_*)
もちろん抜くのは地肌にとってよくありませんので、良い大人の皆さんは抜かないようにしましょう。

さてこの憎っくき白髪と言いますか、若さを保ちたい美意識の高い方々ほどジレンマがあると思います。

よく聞かれるのは白髪染めに変えるタイミングなどですが、、、。

白髪というのはご存知の方も多いかと思うのですが、少しづつ増えてきます。
その段階によって様々な白髪に対する悩みや対処法や染める方法などが変わってきます。
今回の記事ではそれぞれの段階によって話していきたいと思います。

白髪の量と染めるタイミング

第1段階白髪量10%

生え始めの段階です。よくこの段階のお客様に聞かれるのは「いつから白髪染めしたらいいの?」です。
に対する僕の答えは「まだ大丈夫!」です。
正直言って第三者の方からするとそんなに気になりません!(たまにやたらチェックしている方もいらっしゃいますが、、、。)
ヴァージン毛の方で表面に出ている方は確かにわかりやすいかもしれませんが、中側にはえてきた方や普段染めている方でしたら美容師のぼくでもお客様から言われないと気づかない事も多々あります。

黒髪で表面に生えてきた方もファッションカラー(おしゃれ染め)で染めればぜんぜん白髪はぼけて目立ちません。
普段染めていらっしゃる方も明るくしすぎるのは痛いですが、暗くしすぎも華やかさがなくなってしまいます。
華やかさは若々しさや女性らしさにとっても不可欠ですし、仕上がりの色幅も白髪染めにしてしまうと狭くなってしまいます。
私は華やかさより品がほしいのという方は暗めにそめるのももちろんいいかとおもいますが、まだこの段階ではファッションカラーで染めましょう。

 

 

第2段階白髪量30%

いわゆるごま塩といわれる段階です。この域に来るとどうしてもそのまま(黒髪のまま染めない状態)にしていると少し不潔な感じというか、ズボラな感じにみえてしまいます(^^;)
ですのでこの段階にきたら染めたほうがいいです!

そして普段から染めていらっしゃるお客様によく言われるのが「明るめは保ちたいけど白髪も染めたい」とよくいわれます。
結論を言いますと、両方は無理です!
白髪というのはしっかり染めようとすると明るさに限界があります。
明るくて華やかな感じでがよいのであれば、白髪をしっかり染めることは難しくなります。
白髪をしっかり染めて且つ長持ちさせたいのであればある程度暗めにトーンダウンして上品路線に切り替わるのも良いと思います。
明るさなのか白髪のカバーなのか、どちらか一つを優先してどちらか一つを割り切りましょう!

 

 

第3段階白髪量50%

いわゆるグレイヘアと呼ばれています。
この段階に入って来るとグレー(灰色)のヘアマニキュアなどで、黒髪はそのまま白髪はグレーに染めて黒髪ベースで白髪をいかすという事も可能になります!
ロマンスグレーなんて言われたりもしますが、なかにはヘアマニキュアしなくてもこの状態の方もいらっしゃいますね。
かっこいい雰囲気のかたでしたら、男女問わず素敵ですね。

逆にブリーチして黒髪を明るく白髪もあえて傷ませ、さらに色をかぶせておしゃれを楽しまれる女優の中尾ミエさんみたいな粋な方もいらっしゃいます!

一つだけなかなかお勧めできないのは、真っ黒!
モード感バリバリのアヴァンギャルドな方は雰囲気で似合ったりもするのですが、大体の方は真っ黒と肌のトーンの対比効果でシワが目立ってしまいます。さらに髪のボリュームが真っ黒という超収縮色の効果でペタンコに見えてしまいます(O_O)
結果老けるということになってしまいますので、ご注意を。

 

 

第4段階白髪量70%

この段階まで来る方は実は少なかったりします。
お客様の中には真っ白になってほしいという方もいらっしゃいますが、ならない方の方が多いのが現実です。

白髪をカバーされていらっしゃる方も多いですが、もう染めないという方もでてくるゾーンですね。

美容アドバイザーの佐伯チズさんように薄いピンクなどに染められるのも素敵ですね。髪に負担もかけずヘアマニキュアや塩基性のカラー(傷まないトリートメントカラー※明るくはできません)などで染められます。

中には白髪が黄ばんで来る方もいらっしゃいます。そういう方は薄い水色などで染めると綺麗な白になりますよ!

 

まとめ

白髪10%(生え始め)
はじめはファッションカラーでよい
明るすぎは痛いが、華もある
暗めは品があるが、暗すぎは地味

白髪30%(ごま塩)
明るさを優先するか白髪を優先するか

白髪50%(グレイヘア)
ロマンスグレー素敵
ブリーチして粋な感じもあり
真っ黒はモードな方以外はNG

白髪70%(黄ばむ方もいる)
染めない
傷まないカラーで薄いピンクなど色を楽しむ
黄ばむのが嫌なら薄い水色で綺麗な白に

 

 野村の考え

最後に
いろいろ書きましたが、白髪染めへの移行タイミングはずばりお客様しだいです。第三者からの目はさほどきにしなくてもよいのですが、気になる方はきになるでしょう。
そういう方はその時こそが白髪染めに移行するタイミングと思って切り替えてもいいと思います。
白髪を受け入れながらもおしゃれを楽しみいつまでも素敵でいましょう(^^)